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タイトル | BLACK BLOOD BROTHERS 5、6 |
| 著者 | あざの耕平 | |
| イラスト | 村崎久都 | |
| 出版 | 富士見ミステリー | |
| 発売日 | 2006年2月〜2006年9月 |
| 執筆者:jade | 各巻評価:A→S |
| 『賢者イヴの血統』に連なるものが持つ悲しき宿命、思い出を積み重ねることで育まれたミミコの想い、『九龍の血統』・『闘将アスラ』混乱と闘争を好むそれぞれの血の宿命、そして『赤い血の血族』と『黒い血の血族』の決別─── 4巻にて長かったプロローグが終わり、この間に散りばめられてきたいくつもの設定・伏線が結びつき、5巻から物語が一気に動き出します。 著者は、かの名作「Dクラッカーズ」を生み出した“スロースターター”あざの耕平。 このBBBでは4巻までにすでに良作レベルの作品を送り出し、その異名も返上かと思ったものですが、物語が動き出した5巻からもう一段階上のレベルの作品に変貌してきましたね。 特に6巻でのミミコの懇願と告白は素晴らしかった! いつか“そのとき”が来ると理解していたはずなのに、楽しい日々を送っていくうちにそのことを忘れていた彼女。 心構えもできないまま、ジローとミミコを別つ“そのとき”が突如訪れたとき、その元凶であり恋敵でもあるアリスに懇願する以外、方法がなかったミミコの心情を考えると胸が締め付けられますね。 『だって……好きなんだもん』 思わず口をついた告白は何の飾り気も無いものでしたが、それゆえに心に響く名言でした。 物語が佳境を迎える7巻以降は、現在以上に盛り上がることは必至。 Dクラを超える名作の誕生に十分期待できるシリーズだと思うので、未読の人はこの機会にぜひ読んでみてください。 |
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